先月よりさらに忙しくなってきました。
同僚が一人辞めると後任が見つかるまでの間は、当然ながら仕事がその分増えるのであった。税務コンサルティング会社のコーディネーターと言う仕事は、マクドナルドのカウンター業務のような仕事であると日ごろから思っていたが、先月からそれが極め付けであった。
とにかく昼間は、イナゴの大群のように来るボール(電話とメール)を打ち返すので、まとまった仕事はできないのであった。それで夜の7時以降がようやく、頭を使う安らかな仕事の時間になるのであった。
数週間が過ぎる内に疲れがたまって、注文を処理するスピードも鈍り、ついに週末ぶっ倒れてしまった。そんなとき手に取った枕元の秘密文庫の本、
中谷彰宏「スピード自己実現」 の逆説的と言うか、たいへん不思議な言葉に出会いました。
「スピードは行動の数に比例して速くなる。
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もし私が年に1冊しか本を書かなかったら、もっとスピードが遅くなります。
2年に1冊の割合だったら、もっとスピードが落ちて、締切を守れないほど遅くなります。
スピードは、行動の数に比例して早くなります。
1日に5個の仕事をするよりも、1日に10個の仕事をした方が、より速くなって時間が余るはずです。
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スピードをアップさせて時間を作りたいと思ったら、仕事の量を増やせばいいのです。仕事の量を減らすから、ますますスピードが遅くなって、自分の時間が持てなくなるのです。
自分の時間を作りたいと思ったら、もっと仕事を増やすことです。
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今あなたが仕事をしているのは、自分のスピードを上げるためのトレーニングだと考えればいいのです。
そうすれば、あなたの時間ができてゆとりが生まれます。
ゆとりのない人は、逆に仕事の量が少ない人です。」
たしかに経験でその通りとわかる。でも何故なのかはわからない。・・・でもでも「今あなたが仕事をしているのは、自分のスピードを上げるためのトレーニングだと考えればいいのです」という中谷さんの言葉に何となく元気が出るのであった(笑)。