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革命の3週間前にカイロで会った人々

つい3週間前にはじめて旅行したエジプトが大変なことになってしまった。 前回の記事の続き(瞑想とダイビングの関係について)を週末に書くつもりだったが、そんな気分ではなくなってしまった。CNNはカイロの映像を流しっぱなしで、私は知っている顔がいないかとテレビに釘付けだ。今現在確認された死者は60人との事だ。

今ターゲットになっているムバラック大統領は、前任者のアヌアル・サダトが1981年にイスラエルとの和平条約締結直後に暗殺されて以来、30年の間それなりにエジプトの安定を保ってきた。滞在中も、アレクサンドリアでコプト教会がイスラム・テロリストに攻撃されるなどの事件があったが、旅の途中で会ったり話したりしたエジプトの人々は、元気でたくましくそれなりにハッピーな印象を受けた。

カイロの街中をタクシーで流していたとき、通りに山積みされたごみを見たグリは、
「こんな汚くて貧しい町みたことない。今に革命が起こるよ」
とぼやいていたが、私は10年前に旅行したカトマンズで街中に詰まれたごみを豚が食べていた風景の方がよほどすごいと思うし、香港返還前に訪れた深山で出会った人々のすさんだ顔の方が忘れられない。

ムバラック政権は政敵をどんどん監獄入りさせてきたと言うが、今回のデモに対する警察・軍隊の対応は、デモ隊を処刑してしまった天安門事件の冷血よりずっとまっとうな気がする。

私たち間抜けな旅行者二人組にどこまでも優しかったカイロのタクシー運転手さん、かわいいガイドの女の子、らくだに乗ってピラミッドを案内してくれたヒシャール君たちが無事で、この出来事をきっかけにもっと幸せになってくれるように祈っている。この出来事に乗じて、たとえば反動的なイスラム勢力が政権を握ってしまったりすると悲しいのだ。

ビデオは、革命3週間前に私たちが撮影したカイロののんびりした風景。でも、ぐりが「革命の前兆」と呼んだゴミの山もしっかり写っている。
 

 


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Comment

まりあ様 

エジプト市内のビデオにやっぱりグリさんがもっぱら映っているのはカメラマンがまりあさんだからですね、でも彼は
「まりあ、今度は僕が撮ってあげるよ」と言ってくれないのでしょうか?とまあ外野が勝手な事を言ってます。私も20年以上前にエジプトに行ったとき市内の汚さは感じましたが、人々にはエネルギーがありました、バクシシをせびられるのには閉口しましたが。田舎、ナイル河畔は何世紀も前から変わってないのではないかという風景が沢山で空の青さと
共にバカちょんカメラとは思えないいい写真が沢山とれました。ちなみに故サダト大統領と私は同じ誕生日なので彼が
暗殺された時のニュースは印象に残ってます、ムバラク大統領は独裁政権だったのでしょうか?今回の革命が起こるに至った事情はたとえばチュニジアとかとも違う気がするのですが無知な私は詳しい事は判りません。反政府革命が是非起こって欲しいのは北朝鮮です、夕べルポを見ましたが、あの
恐るべき洗脳独裁政権は不気味以外の何ものでもありません、ヒトラーと同じレベルですよあれは、あそこまで人民を
操る人間の野望というのは一体どういう所から来ているのでしょうか?本人は「自分はどんな場合でも絶対正しい」と思い込んでいる(私はそのタイプの人とは距離を置く事にしてます)から不気味極まりない、一番手のつけられないタイプです。

革命前に戻れてよかったですね。


| り | 2011/01/31 8:49 PM |

りつこさん、お便り有難うございます。

グリが私を撮影してくれることは時々あるのですが、電信柱とか、道なたの犬とかあまり絵にならないものと一緒に私を撮ってくれるので、編集してYoutubeに載せる時にほとんど私がカットしてしまうのです(笑)。

エジプトは初めて行ったのですが、ナイル河畔やギザのピラミッドの風景は本当にどこを撮っても絵になるし、一見の価値はありますね。

革命勃発直後に、ギザの警察署が炎上し、ピラミッドも通行禁止になったと聞いて、まず心配したのは、「ああ、あの駱駝を引いてくれたガイドのヒシャール君は商売上がったりだろうなあ」ということだったのですが、それからすぐに、怒った駱駝引きたちがムバラック賛成派に加担して駱駝や馬で町を疾走した映像を見ました。ヒシャール君の姿を見つけようとしたのですが、速すぎて。。。駱駝があんなに速く走るものだとは知らなかったです。

| まりあ | 2011/02/07 12:29 AM |

まりあ様

う〜ん。古代エジプト社会の実態を紹介している文献から
ジャンおじさんの訛りいっぱいの身近な様子まで、まりあ
さんのコメントも画像も実に良いです。ほんと、ベルギー
の言語紛争はなんだか規模が何段小さくて(そんな事言うと
歴史を知らんのか!と怒られそうだけど)エジプトやチュニジアの逼迫した革命とは何か違う気がします。私は本当に
革命が起こって欲しいのは北朝鮮だと思ってます、外部の
訪問者には皆子供まで含めてピカピカの同じ笑いで「幸せ」
である事しかアピールしない陰にどれだけ恐ろしい不幸が
隠されているか、想像は出来ても本当にそれを目の当たりにしたら愕然とするでしょう、あの体制を覆せないのは人民の
メンタリティなのか、独裁政府が化け物の様に強力なのか
判りません。

話しが戻って、私も駱駝が早く走るのにびっくりしたのは
「アラビアのロレンス」でロレンスが率いるベドウィン達が「ダマスカス、ダマスカス」と叫びながら進むシーンをみてです。私は特に映画フリークではないんですがあの映画は数少ない心に焼き付いている映画です。私は2回ほど駱駝に乗りましたがびっくりするほど高くて怖かったのを覚えてます。まりあさんたちのガイドさんの商売があがったりにならない様に願ってます、だってそれこそ逼迫した生活がかかってるわけで、ベルギーのうじゃうじゃ紛争とは違うんですよね、あ、またこんな事言うとベルギー人に怒られそう。









| り | 2011/02/07 2:52 AM |

りつこさま、

エジプト本当に革命が成功してしまいましたね!これからが正念場とは思いますが。。。

りつこさんのおっしゃる「アラビアのロレンス」のシーンはこれですね。(Youtubeで見つけました。)

http://www.youtube.com/watch?v=7BrcPxO90ao&NR=1

北朝鮮も本当に何とかならないかと思います。子供に核兵器を持たせているようで、危なっかしくて。

まりあ

| まりあ | 2011/02/14 2:12 AM |

まりあ様

世界のあちこちで革命の炎が上がって来ましたね。
今度はリビアかと言うニュースが聞こえてますが、あの
国もカダフィと言うとんでもない独裁者が悠然と君臨して
る恐ろしい体制ですね。オランダ語で同じクラスだった
ガジムさんという人がリビア人でカダフィの異常さをつく
づく語ってました、彼はもう自分の国に帰ると命が危ない
ので故郷には戻れない、少なくともカダフィ体制の間は
自国に足を踏み入れられないのだそうです。あの独特の
衣装は民族衣装ではないのだそうで、自分のextravagance
をひけらかす為の「仮装」なんだと聞いて驚きました。

でも、こう言う事が序所に起こってきて改めて世界を見直すと独裁政権国家というのは21世紀にびっくりするほど沢山あるんですよね、何千年もの歴史以来進んだのは物面の便利さ位で大枠は変わってなく、何百人分いや何千人分もの富を手中に収めてる人間とそのペット以下の生活をして一生を終わる人間をのせたまま地球は廻り続けているんですね、なんだかしらじらとしてしまいます。この不公平の引き金になっているのは何だろう?と考えた時それは「欲」ではないのだろうか?と思ったのです、この人間に内在している欲求はポジティブにも又恐ろしくネガティブにも働いて人間世界を動かしているのでしょうか?ゴータマシッダルータが遥かな昔に開く事の出来た悟りでさえも残念ながら現在の我々の世界を救うほどの力はないのであろうか?等々俗っぽいテレビがガアガア言っている狭い居間の横でこのメッセージを打ちながら思っている土曜の夜です。








| り | 2011/02/20 6:10 AM |

まりあ様

前日のメールを送った後その続をちょっと付け加えたく
またまたうるさい私ですがご容赦ください。ご存知かも
知れませんがFlorence Cassezという女性がメキシコで
武器の密売やら誘拐罪で最初90年の刑を言い渡されその後
60年とかに減刑になったとかですが、今35〜6歳の彼女が
60年監獄で過ごすと言う事は終身刑と同じで人生を生きながら葬ってしまう信じられない事です。本人が無実を訴え
続けているのはもちろんですが、彼女が逮捕された現場
をカメラがとらえた映像は「やらせ」であったという驚く
べき事実、本人自身がその前日の午前中に誘拐もどきに
合い知らない家に監禁され、その翌日の夜にテレビカメラ
等が準備万端ととのってそのシーンは撮られたというのです。サルコジ大統領の懇願にも一切応じずこの事件は
解決し彼女は有罪であると譲らないメキシコの大統領の
裏には一体何が隠されているのかまるで映画を見ている様
な出来事が実際に起こり無実の一市民が人身御供になる
というこんな事の決定権を彼が握っている、人間として
これ以上許しがたい事が通ってしまう...彼女の弁護士が
La Haye協定の後ろ盾で弁護に自分を送ってくれと申し出た
そうですが、世界中の世論をもってしても一国の大統領
である人間の決定は覆せないのでしょうか?政治という
ものは時に建前の後ろにその何倍もの恐ろしい欲が渦巻いていて大変な犯罪を正義に振り替えてしまうのだとつくづく
思います、やりきれない思いです。




| り | 2011/02/21 5:32 AM |

まりあ様ご無沙汰しております。

仕事の雑務でなかなか時間が取れない状態ですが、いろいろと書きたい事はあるにはあるのです。当然の事ながら今日本で起こっている状態については様々な人がああだこうだ言ってますがあの状態の日本で可能性のある危険から身を守れる人など一握りだと思います、つまり時間とお金がたっぷりある人なら日本を離れる事ができる、でも99%の人はそれは出来ません。その場合どうしたらいいか?となるとこれはまるで日本が太平洋戦争に巻き込まれていた状況とも似ててとにかく気持ちを落ち着けて変な情報に惑わされないという事くらいしかないのではないか?と言う気がします。会社の同僚が日本のニュースとこちらのニュースとでは違うと言ってました、つまり日本では「原子力センター半径30kmは避難すべきだがそれ以外は危険はない」と穏やかな顔で情報を流しているのに対し、こちらのニュースソースはそれこそひきつった状態でSFまがいの最悪状態をわめき立ててる、聞いている方はどちらを信じていいのか判らない。もちろん大丈夫大丈夫などと言うのを鵜呑みにするのも危ないけど、パニックになったからと言って一体何が出来るのかという気がします、穿った言い方をすれば人によっては無意識でも「ひとごと」と言う事でうんと話を派手にしたいのではとさえ
思ったり、これはヒネくれてるかもしれませんが、Facebookとかで毎日なんだかんだとコメントし、挙句の果てに日の丸の写真まで掲げて大騒ぎしてるのは私は非常にむかつくのです。あんたそんなに気になるんだったら日本からの避難民を家に泊める位したら?と言いたくなる、つまり火の粉が飛ばない距離で言いたい事をわめくのは実に安易なのです。

またこれとも違うのですが、ブログなどにいろんな「評論」もどきを匿名で出して小説やら映画やらそういたものをこきおろすのも私は嫌いです、もちろん名作も駄作もある、でも
あんたそれなら自分で出来るかと言いたくなる、人をこき下ろす事により自分がそれ以上偉くなった気がしてるのかと思われる文章もあったりするのです。

取りとめがなくなりましたが、情報を鵜呑みにしないで
本当に自分の判断力で納得するものを選別する、客観的な意見を持つ、それは至難の業かもしれませんね。






















| り | 2011/03/16 9:21 PM |

りつこさん、お返事が遅くなり本当にごめんなさい。実は、昨日まで試験勉強の最後の追い込みで、自分のブログを開ける時間がなかったのでした。でも苦節10年、ようやく区切りがついて、これから頑張るぞ〜!という感じです。

りつこさんのブログ立ち上げの件で、さっきメールをお送りしましたよ。是非ご検討くださいまし。

| まりあ | 2011/03/17 6:07 AM |

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